日本の教育と洗脳は同じ⁉保護者会退会がなぜ裁判になるか?
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最終更新日:2017/01/28
コラム
2016年5月23日
前回の記事で、保護者会を退会したことがきっかけで子供が不当な扱いを受けた、そういう理由で行われた裁判についてとりあげました。
訴えられた保護者会サイドは、「(保護者会を退会して)協力しないのだからとうぜん」という態度で争う姿勢を見せています。
ここから私に見えるのは、保護者のほとんどが「嫌々やっている」「仕方なくやっている」ということです。「好きでやっている」「楽しくてやっている」のなら、保護者会を退会した方の子供を差別することはないでしょう(というか、そういう意見もでたでしょう)。
なぜ、私たちは「嫌々やっている」ことを当たり前のように受け入れてしまうのでしょうか。それが、保護者会を退会する人がいても「いいですよ」で終わりそうなものですが、それが裁判にまで発展してしまう、その理由を理解する手掛かりになりそうです。
参考にするのはこちらの著書です。
脱洗脳教育論 [ 苫米地英人 ] |
まず、この本では「奴隷」を
誰かの従順な子羊となり、労働に対して正当な報酬が与えられていない、あるいは要求しない存在のことである
と定義しています。
そして、日本の教育については
いま、日本で行われている教育は洗脳である。ただし、誰も洗脳とは言わない。それは、洗脳だと思っていないからで、北朝鮮の国民が、洗脳されていると自覚していないのとまったく同じ現象といえる
と語られています。
そして、日本では奴隷育成を目的とした洗脳教育が行われている、そしてそれが「日本人は優秀で勤勉」という評価を生み出している、と述べられています。
任意の団体であるはずの保護者会ですら円満に退会できない。私も他人ごとではありません。