やっぱりさとりは身の回りにある①はじめに


タイトルではあえて平仮名で表記しました。「悟り」という言葉です。私がこの言葉を意識したきっかけは釈迦でした。悟りは自分とは遠くかけ離れたところにあるもの、それが最初の認識でした。




悟りとは遠くにありて思うもの





普通の人生-週5日仕事をして家庭を築いてといったような-にはさとりはない。サラリーをもらって生きているようではダメで、独立した人生を送らなくてはいけない。フリーターー私の20代はほとんどピザ屋でのアルバイト生活でしたーなんてもってのほか。なぜなら、高尚なる教えについて本を書いている人に、会社に雇われているだとか、飲食店でアルバイトをしている人はいないではないか。





20代半ば、一年間ほど日本を離れ、フランスに行きました。日常を離れた今こそさとりがある、そんな期待を抱いたものの、新鮮さはすぐに失われてフランスでの生活が日常になるだけでした。帰国が近づくと、またあのさとりとは遠い毎日に戻るのか、と恐怖を感じ、お金を貯めてチベットに行く、と周囲に語り始めました。周囲というのはフランスでできた中国人やマレーシア人の友人で、「くりようかんが変だ」と言われていたと後で聞きました。




正観さんに出会い学んで実践をしているうちにチベット行きはどうでもよくなりました。初めて参加した合宿-正観さんからSKPに来ないかと誘われた光楽園です-で「あなたもですか。私だって修行をしなければ悟れないというのなら修行をしますよ。だけど、しなくてもいいのです」と呆れられてしまったエピソードもあります。




幸せもさとりも日常にある、が今回のテーマの主旨のようです。

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