おかげさまを意識すると人生が面白くなる㉙最後に


「おかげさまを意識すると人生が面白くなる」は、30回で一区切りとさせていただきます。しかし、㉚はあえて書かずに残し、この㉙でひとまず締めくくります。書くことは好きでやめられないので、また新たなタイトルを考えてこのブログは続けます。




このタイトルで書くのもそろそろ終わりかな、と私が思うきっかけになった本があります。それはヨーガの本です。そこには、ヨーガの修行者の悟りの方法や段階がかなり具体的に書かれていました。その中で私が注目したのは、「神の声が聞こえるのは悟りの第一段階」という部分です。つまり“声”が聞こえるようになったから修行が終わり、ということではないのです。むしろ次の段階に進むと“声”は聞こえなくなるそうです。さらにその先もあります。




そのように悟りが“マニュアル化”されるということは、多くの修行者が実際にその段階を経てきたということでしょう。そこで疑問がわきます。なぜそのようなマニュアルが必要になったのかということです。そのヒントになるのが、「“声”が聞こえたことで悟った(修行が終わった)と思い込み、教祖のような存在に自分をおいてしまう例が少なからずある」という箇所です。正観さんの話で言うと、それは「人格が99%のところまで向上したときに開く落とし穴」にあたります。




おかげさまの存在も同じかもしれません。おかげさまを意識することで人生が面白くなることはタイトル通りなのですが、それはすごいことでもなんでもない、ということです。




私は別に修行者ではないので、自分がどこの段階にいるのかに興味はありません。ただ、常に謙虚であることは心がけています。そういう意味でも、このヨーガからの情報はとてもありがたいものです。




ここまでお読みくださりありがとうございます。

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