小林正観さんからこう聞いた第五章②仏法集

公開日: : 最終更新日:2022/08/23 小林正観さんからこう聞いた


正観さんと別れ、私はむしろSKPに入社する前よりも大変な状況に身を置かれることになったと言ってもいいかもしれません。すぐに経済的な問題にぶつかりました。三週間後の家賃を払うあてもなくなる状況になったのです。そこで始めたのが警備員のアルバイトです。その仕事で家族三人生活をすることになりました。楽な生活ではありませんでした。トイレそうじは続けていましたが、「それだけではダメだ」という思いがわき起こりました。そんなときに読んだ本は「ゴール設定」について説かれていました。「今目の前のもの、こと、人を大切にする」「そうじ、笑い、感謝」の実践は変わりませんが、ゴール設定、つまり目標を持つことは必要だと考えるようになりました。ちなみに現在は、「目標は持ってもいい。持ってはいけないわけではない。だけど、持たなくてもいい」という立場です。つまり「どうでもいい」ということです。少なくとも「目標を持たないからダメなんだ」という考えは改めました。実際に、それは私に苦しみをもたらしました。つまり、「その目標に比べて今の自分はダメだ」という罪悪感が心に積み重ねられ、イライラしがちになり、周囲にも当たるようになってしまったからです。ゴール設定についてフェイスブックに書いたところ、SKP時代の友人や知人から「目標は持たなくてもいい」という返信をいただきました。仏法の道を歩む者が大切にすべきものとして「仏法集」があります。勉強をした方は「え、『仏法僧』じゃないの?」と思われるかもしれませんが、私が正観さんから聞いたのは「集」、つまり「集い」です。まあ、釈迦が「僧の集い」という意味で説いたのなら言っていることは同じですが。私にとってはその友人知人は「集」に当たるのかもしれません。







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