社長の教えから考えるニュース 木村王位が提案した封じ手
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8月19、20日の二日間にかけて行われた王位戦七番勝負第4局。結果は、藤井聡太棋聖が木村一基王位に勝ち新王位となりました。
この勝負で藤井さんが初めて経験した封じ手。これは、勝負が二日間にわたる場合、一日目に最後の手を紙に書いて封筒に入れることを言います。これをやらないで終わると、相手は一晩中次の手を考えることができてしまうので、公平性を保つためのルールです。
通常はこの封じ手を2通作るそうですが、今回は木村さんの提案で3作ったそうです。
理由は、この記念すべき封じ手を被災地のチャリティオークションに寄付するためです。
これは木村さんのオリジナルなアイディアではなく、2016年に羽生さんがこれを行い、熊本地震のチャリティオークションに寄付したのです。
これぞ社長のいう「喜ばれる生き方」です。喜ばれる生き方というのは喜ばれる数だけあるというのが社長の教えです。ですからいくらでもアイディアが出せます。この方たちは将棋を打つことで喜ばれていますが、直接将棋に関係のないところで喜ばれるアイディアを出して行動したのです。
仕事のジャンルは関係ありません。仕事でなくてもいい。アイディアしだいで喜ばれる行為は目の前にあるということで、私は励まされました。
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