社長から教わった不思議な話②
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コラム
この「人生はシナリオで決まっている」という話を20代後半のときに聞いてから10年以上、これが真であるか偽であるか私の中で決着がついてはいません。どちらでもいい、というのが答えかもしれません。
そんな中、先日こんな話を聞きました。海外でのある実験の話。被験者はてんかんの手術によって左脳と右脳が分断されてしまった女性です。この女性の左耳から、ドアに向かって歩くように指示を出します。つまり、右脳に指示を出したということです。
女性はその指示に従ってドアの方向に歩きます。そして次に、右耳から「なぜあなたはドアに向かって歩いたんですか」と聞きます。つまり左脳に理由をきいたということです。
すると女性は「喉が渇いたので自動販売機に行くため」と答えたのです。
私たちは通常、「これこれこういう理由でこうする」という自由意志によって行動すると当たり前に思っています。今、こうして私がパソコンのキーボードを叩いているのも、私に「ブログを書こう」という自由意志があって行動にうつすという順番だと思っています。
しかし、上の実験結果は、その常識を揺らがせます。
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