社長から教わった子育ての実践⑰
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社長から教わった子育ての実践
アメリカで起きた事件です。ある女性の遺体が発見されました。警察が捜査をしたものの結局、身元がわからず未解決事件となりました。ところが、その20年後、女性の身元がわかりました。母親と喧嘩をして家を出たAさんだと判明したのです。
事件そのものについて語りたいわけではないので詳細は省きます。その母親は20年間、喧嘩別れをしてしまったことを後悔し続けていました。しかも、娘はそのまま帰らぬ人となってしまったわけですから絶望ははかりしれません。
私は、あるテレビ番組をみてこの事件について知りましたがこんなことを考えました。
これは、ある母親にたまたま起こった事件ではない。
自分の娘が事件に巻き込まれることまで想像する必要はないのですが、いつ別れがくるのかは誰にもわかりません。
人間は、生まれた瞬間に死ぬことが決まっているのです。「死ぬ日が決まっている」と言っているのではなく「死ぬという事実がある」ということです。
考えたくもないのですが、どうしようもない事実です。
だったら、いつ自分の子どもを大切にできるのかというと「今」しかないのです。別れはいつ訪れるのかわからないので、「明日大切にすればいい」「仕事が一段落ついたら」「娘が大きくなったら」ではないのです。
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