社長から教わった社会人の品格㊿
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最終更新日:2020/08/26
社長から教わった社会人の品格
苦しむことは成長のために必要、私もそう思います。仏教でも、蓮は泥が濃ければ濃いほど大輪の花を咲かせる、と言われます。泥とは煩悩のこと。煩悩が濃ければ濃いほど悟りが大きくなる、つまり成長のために苦しみは必要ということです。何故でしょうか。
健康もお金も人間関係も上手くいっているときは人間のエゴというのが強くなります。エゴというのは、もっともっと欲しいという欲だったり、なぜ自分の方が認められないんだろうという嫉妬、なぜ私の言うことがきけないんだという支配力もそうですね。
逆に、いろいろなことが上手くいっていない苦しみの中では人は謙虚になりやすいのではないでしょうか。ある時、そうやって苦しんでいる自分を何か俯瞰して見ている自分がいるかのような感覚に襲われた事はありませんか。そのとき、エゴはなくなっているのです。
もちろん、上手くいっている方でエゴのない方も大勢います。ただ、実践の初心者としては苦しみのほうがエゴに気が付くきっかけになりやすいように思います。
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