社長から教わった社会人の品格㉘
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最終更新日:2020/08/26
社長から教わった社会人の品格
以前、職場の同僚で、私のことを周囲に批判していたAさんという人がいました。年齢は私のほうが上でしたが、その職場では社会人二年目のAさんが先輩でした。
「自分のほうがよくやっているのに」と待遇面での不平等をうったえていたそうです。その批判を聞いた人からは「あなたのことをライバル視しているみたい」と言われていました。
他の記事で書いていますが、私はこういう批判を受けたときに何とか納得してもらえるように反論しようという事は考えません。耳に入ってきた批判は「わかりました」と聞いて言い訳はしませんでした。
結局、1年経ってAさんが仕事を辞めることになりました。なぜか?Aさんは一年間自分の意識を私の仕事のほうに向けて自分はやるべきことをやっていなかったのです。少なくとも自分がやるべきことに対して100%取り組んでそれを楽しんでいたとは言えないでしょう。
他人の仕事が気になって批判をしている人は、どれだけその批判が正しくても、自分自身はやるべきことをやっていないんじゃないかということに気がついた方がいいかもしれません。
わかりやすい例としてAさんについてお話ししましたが、本当は私はAさんのこともごちゃごちゃ言う必要はないのです。それも「ただ起こっていた」だけなのですから。
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