社長から教わった社会人の品格㊳
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最終更新日:2020/08/12
社長から教わった社会人の品格
「スポーツとは、勝ち負けを競う中でいかにさわやかであるかを実践するもの」というのが社長が言うところのスポーツの定義でした。
社長がもっとも称賛していたのが、松井秀喜さんです。知らない方もいるかもしれないので、お話しますが、松井秀喜さんは星稜高校の4番バッターとして夏の甲子園に出場しました。2回戦の明徳義塾戦。相手チームは松井さんを5打席連続で敬遠しました。
途中、観客席からメガホンなどが投げ込まれるような荒れた試合となりました。結局、星稜は敗退しました。試合後のインタビューで、5打席連続敬遠についてきかれた松井さんは、
「それは相手の作戦ですから」
と、淡々と答えるだけでした。相手をうらむどころか、「悔しい」とか「打ちたかった」などの言葉すら発しなかったのです。
こういう松井さんを野球の神さまは応援した。
私はスポーツをみるのが好きですが、「神さまに好かれるファインプレー」というテーマで今年はいろいろなスポーツ(ほとんど野球になると思いますが)を見ていきたいと思います。
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