社長から教わった社会人の品格㉒
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社長から教わった社会人の品格
あなたが、たとえば会社において課長だったり部長だったり、部下のいる立場だとします。
部下について雑談のように話をする機会があるでしょう。
私には部下というのはいないのですが、私は100%他の人の仕事について賞賛します。少なくとも肯定します。その仕事自体がいいかわるいかという判断はとりあえず置いておいていいところを探すのです。
どうしても見つからなければ、「積極的になってきた」でもいい。賞賛することを「上から目線」のようにいう方もいますが、それはやり方の問題かもしれません。
誰でもできそうな実践に思われますが、たとえば、特にその部下が優秀で自分の立場をおびやかす存在だった場合、ついつい、「彼がやっていることって意味があるんだかないんだか」というような一言が口から出てしまいがちです。
他人が前向きに行っていることについて喜んだり賞賛できることを随喜功徳といいます。本来は「相手が喜ぶことを自分も喜ぶ」という意味ですが同じことだと思います。
これは、いい人になってください、他人のことを賞賛できるような人格者になってくださいという話ではありません。あなたが実践的にそうすることでそれは結果的にあなたの徳(得)となるのです。
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