元プロ野球選手に聞いた打撃術
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コラム
縁あってさせていただいている野球コーチ。その関係で出会ったとある元プロ野球選手。名前を明かすのは恐縮なので仮名を「中谷さん」にします。あるとき、練習後にバッティングについて質問をした方がいました。その答えが私の耳にも入ってきました。カクテルパーティ効果※です。
※カクテルパーティ効果とは・・・たとえばパーティなどで、大勢の人がいろんなことを喋っているのに、自分の耳には話相手の言葉だけが届いています。これは、自分にとって重要な情報、だけを脳が聞くようにして、それ以外のものはシャットアウトしてくれているのです。つまり、私にとって中谷さんの情報は重要だということです
バットのヘッドを立てて、つまりヘッドが上を向くように構えますね。「これから打つぞ」というときに脱力をしてバットを寝かせます。そこからレベルスイング、つまりバットが地面と平行になるように出すわけです。中谷さんによると、プロのバッターでも真剣勝負のときに脱力をするのは難しいとか。だから、たとえば西武の秋山選手などは最初からヘッドを寝かせている、ということです。
「バットを寝かせる」軌道についてはこちらの動画が参考になります
私がバッティングセンターで初ホームランを記録したとき、力を抜ける感覚をつかんだ、そんなことを記事にしました。残念ながらそのときの映像は撮れていなかったので確かめようがないのですが、次回のバッティングセンターでのテーマはまさに、
力を抜く→バットのヘッドを寝かせる
です。
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