空手「ナイファンチ」と野球

公開日: : コラム


大学で空手を始め、さまざまな型を習いました。このナイファンチもそのひとつです。当時、師範から「形はそれでいい」という言い方をよくされました。これは酷評なんですね。でもそれはとうぜんのこと。確かに形をなぞっていただけで、何をやっているの分かっていなかったのです。







ナイファンチはこういう型・・・








あくまで「私がこういう練習をしています」という意味でのせているのでお手本にはしないでくださいね。学生時代は「形をやっている」だけだったのですが、現在は私なりに以下のことを意識してやっています。再確認ですが、あくまで私は、野球およびスポーツの練習として型をやっています。




・重心の移動を意識する―最初、右を向くところから始まりますが、本来、右を向いた時点で右に傾くはずです。そうならないのは、無意識に左に重心を移動してバランスをとっているのです。そんな、無意識の身体の移動を意識すること




・腕と背中をつなげる―投球でいうと、地面をける→足→背中→肩→腕→ボール、と力を伝えるのがセオリーでしょうが、身体をひとつのものとして力をボールに伝える練習といいましょうか・・・。ナイファンチは体を捻(ひね)ったりという動きがほとんどありません。まずは腕と背中をつなげることを意識します。肩甲骨がポイントです。







投げてみました・・・




腕を振ろう、とすると腕と背中は離れます。ですから肩甲骨を意識して投げてみました。








なかなか成果を判断するのは難しいのですが、私なりにいい球を投げられるようにはなっています。

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