子どもの興味を見逃さない!浮く卵
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楽問(がくもん)のすすめ
「不登校」のカテゴリーでいくつか記事を書いていますが、私は「学校には行っても行かなくてもいい」という立場ではありますが、「勉強をしなくてもいい」という立場ではありません。
といっても、無理やり子どもを机に座らせてテキストを読ませてもほとんど意味はないと思っています。なぜなら、脳は「やりたいことをやるときに活性化する」からです。
「小さい子どもにとっては、遊ぶ⁼学ぶ」と、イギリスのサマーヒルというフリースクールの方がおっしゃっていました。なので、基本的に本人のやりたいことに任せておけばいいのですが、ときどき、私のアンテナに「ピン」と引っかかることがあり、そのときは面倒くさがらずに行動に移すようにしています。
最近あったのが、「水に浮く卵」です。子どもが何かのテレビ番組をみていたら、ある実験が行われていたのです。水に沈む卵に塩を入れると卵が浮く、という実験です。
それをみて子どもは驚きました。私はそれを見逃さずに「やってみる?」と子どもに言いました。
今回は、「どうしてそうなるか?」という理論の部分にまではいきませんでしたが、そうなったときのために復讐です。
物が浮くか沈むか?それは、どちらが軽いか?という問いと同じです。今回の実験では「水と卵はどちらが軽いか?」ということが問いになります。
最初、水に沈んでいた段階では、(卵と同じ体積の)水よりも卵の方が重かったから卵は沈みました。そこに塩を入れて、塩を水に溶かすと、塩の重さが加わった分水が重くなるのである段階で卵の方が軽くなります。すると、浮くのです。
ここから、海に入ったときに、どうやったら浮くのか?沈むのか?ということが想像されますが、今回はここまでで。
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