桑田さんの目からウロコ野球論!父親が子どもを下手にしてる?

公開日: : コラム

仕事のつながりで3年くらい前から野球を始めました。といっても小学校と中学校の時は野球部に所属していたので経験はあります。あれから20年、ずいぶん勝手(体が動かない)が違うのでストレッチからやり直しずいぶんマシになったところです。

そのヒント(というか教科書)としていろいろな動画をみましたが、桑田真澄さんのシリーズがとても面白く何度もみかえしています。

https://youtu.be/x-FZLSUv1Xc
桑田真澄 間違いだらけの野球の常識 【野球の基本中の基本であるキャッチボール】

何が面白いって、野球少年みんなが共通に学び、自分が親や野球の指導者になったときにおそらく自分の子どもに教えていること、それらをことごとく桑田さんは否定しているのです。

1、キャッチボールのときに声を出す
桑田さんが中学生の野球少年に語りかけるのは

針に糸をとおすときに「おーい」って声を出しますか?

ということです。キャッチボールは野球の基本で、それだけに集中をしてやらなければいけない。だから声を出しながらやるべきではない、そういうことです。

2、上から投げる
自分のピッチングフォームを作っているところですが、この「上から投げる」というのも私が教わった“常識”のひとつです。これに関しても桑田さんは「上から投げすぎ」と子どもに注意を促します。

どんな腕の角度がもっとも楽で力が出るか

それをもとに検証してみると「上から」にはならないはずです(方が張ってしまいます)。やや状態を斜めにして(右効きなら左側に)腕も斜めに出すのが私は楽ですし、プロのピッチングフォームの連続写真を検索してみても「上から」投げている人はみかけません。

それでもなぜ「上から」と教わり、教えるのかが逆に疑問ですね。

ちなみに、私はそれによって(斜めに出すことで)あきらかに腕がスムーズに出るようになりました。

3、両手で取る
これも必ず教わることですが、桑田さんは野球少年たちに「片手でとればいいんです」と伝えます。
桑田さんによると、「両手で取る」と言われているのには「グローブ事情」があるそうです。

昔のグローブは、こちらの画像でみてもらえるとわかるように非常に平べったいんですね。

http://photozou.jp/photo/show/977027/75583425

確かに、これだったら両手で取らなければ球を落としそうです。

桑田さんの言うように「両手でとる」という教えの根拠がグローブの形態にあるのならば、現代においては片手で取る方がよさそうですね。

野球少年を子どもに持つ父親にとって、子どもと野球をするのは幸せですよね。だからこそ、ちゃんと勉強をしたうえで根拠を示しながら子どもにアドバイスができる父親になりたいものですね。

最後まで読んでくださりありがとうございます。


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