小林正観さん「そわか」実践報告集㉒家族に笑顔になりました
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最終更新日:2022/08/19
小林正観さん「そわか」実践報告集
産後に職場復帰をして忙しい生活をしていた時に図書館で小林正観さんの「ありがとうとお金の法則」という本を見つけて読みました。読んだ結果、生活が整い心に余裕が持てました。それは二つのことを意識し生活をするようになったからです。
1つ目は「トイレ掃除をすること」
今までは「なんで、私ばかりがやっているだろう。」と思っていたトイレ掃除も楽しい気持ちで取り組めました。神様はきれい好きだとは知ってからは掃除そのものが楽しくなり散らかっていた家も少しずつきれいになっていきました。食後にお皿を洗っているときに「今日は時間がなかったけどおいしく作れたな」「今日は子供が全部食べてくれてうれしかったな。」など些細な事に感謝出来るようになりました。家族にもありがとうと伝える機会が増えて自然とみんなが笑顔になっています。
2つ目は「お金が喜ぶ使い方をする」
子供が生まれてからは「もっとお金を稼がなくちゃ」「もっとお金をためなくちゃ」と不安に思っていました。しかしお金は自分のために使うのではなくお金が喜ぶ使い方をすればよいと知ってからは「もっとお得なものがあるのではないか」と情報収集に時間を費やすことがなくなりました。子供と向き合う時間も増えました。お金は自分のものかと思っていましたが世の中のためのものなのだなと思うと将来に対しての心の不安も晴れて過ごせるようになりました。
これからもこの2点を実践し日々の生活に感謝を持ち続けて家族みんなで過ごしていきたいと思っています。
笑顔、笑
くりようかんコメント
こんな話を思い出しました。釈迦という人物の元に弟子入りを志願する人が大勢集まり、自然に集団ができあがりました。その活動のひとつに托鉢がありました。托鉢とは家々を訪問して食べ物などを布施してもらうことです。その際、釈迦は「金持ちの家をまわってはいけない。貧しい家をまわるように」と言ったそうです。そもそも釈迦を尊敬する王様や豪商たちがいたわけですから、食っていくことが托鉢の目的ならばそちらに釈迦が一声かければいくらでも食べるものは集まったはずです。では、なぜ釈迦はそう言ったのか。それは、「貧しい人は自分が貧しいという理由から他人に施しをしない。だからいつまでも貧しいままなのだ」ということが理由としてあったからです。つまり、托鉢とは現代風に言うと、貧しい人に、喜ばれるようにお金を使う機会を与える行為だったのです。ですから、托鉢において感謝をするのは布施をした側なのです。神社にお賽銭をしたときに、「これだけ寄付をしたのだから願を叶えてくださいね(笑)」とお願いをするのではなく、「喜ばれることにお金を使わせていただいてありがとうございます」とお礼を言うのが、そういう意味ではマナーなのです。