小林正観さん「そわか」実践報告集②ありがとうが運んできてくれた赤ちゃん
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最終更新日:2022/08/23
小林正観さん「そわか」実践報告集
感謝、ありがとうの不思議。
結婚して5年、当時の私はなかなか妊娠できず、悩んでいました。後から結婚した友達がどんどん妊娠し、先を越されていく感覚に焦り、なんで私のところには赤ちゃんは来てくれないんだろうと悲観していました。また、友達の幸せな報告を素直に喜べない自分が嫌でした。
そんなある日、図書館でたまたま小林正観さんの本に出会い、半信半疑で「ありがとうを100回唱える」ということを実践しました。不妊治療をしても良い結果が出ず藁にもすがる思いでした。はじめて数日は心になんの変化もなく、ただ淡々とありがとうを唱えるだけでした。それが1週間を過ぎたあたりからトゲトゲした心が落ち着いていく不思議な感覚になりました。健康であることへの感謝、大好きな夫がそばにいてくれる感謝、仕事があることへの感謝、たくさんのありがとうの気持ちがあふれてきます。心が穏やかになっていくのを実感しました。
そのおかげか、半年後に妊娠することができました。妊娠は気持ちの部分も大きいので、心の調子を整えることが当時の私には必要だったのかもしれません。今でも、自分の気持ちが乱れたときはありがとうを唱え、心を落ち着かせています。
くりようかんコメント
ある正観さんの合宿で「結婚して○年が経ちますが子どもができません」と相談をする方がいました。正観さんはその方に聞きました。「夫は優しい方ですか?」。
「とても優しいです」
「夫の家族は優しいですか?」
「お義父さんもおかあさんも優しいです」
「それに対して感謝したことはありますか?」
「ありませんでした」
その後、その方は夫や義理の両親に対して感謝を伝えるようにしたそうです。それから数ヶ月後の合宿。その方が再び参加をし、「妊娠○ヶ月です!」との報告をくれたそうです。
幸い私たち夫婦はすぐに子どもを授かりました。ですから、子どもができなくて悩んでいる方に対して偉そうなことは言えません。正観さんは、感謝とは何か、ということを教えてくれました。「悩みが解決したら感謝」ではなく「すでにあるものに対して感謝」がその本質のようです。