おかげさまを意識すると人生が面白くなる⑰オホノポノ2
公開日:
:
おかげさまを意識すると人生が面白くなる
少し長いのですが、「 だれもが幸せになるハワイの言葉 ホ・オポノポノ」(イハレアカラ・ヒューレン著 株式会社マキノ出版)から引用してみます。
30年ほど前、私はハワイの州立病院で、クリーニングを行いました。収容されているのは重大な罪を犯した精神異常犯罪者たちです。心理学者として仕事を依頼されたのですが、通常のセラピーやカウンセリングはいっさい行いませんでした。
私は、患者に対し「あなたの問題は何ですか」とは聞きませんでした。その代わり、患者のファイルを見ながら、自分にこう質問したのです。
私の中でなにが起きているから、「彼らが怒っている」「彼らが統合失調症だ」という事実を、私は体験しているのだろうか?
・・・そして、自分の中の記憶に「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」と言ったのです。
朝も昼も夜も、病院にいるときはもちろん、病院に行く前も、帰った後も、クリーニング、クリーニング、クリーニング・・・。
私も、自分の心に引っかかるひとが表れると、「ありがとう」を繰り返し言ってきました。私はその人に言うイメージで行っていましたが、「自分の中の記憶に言う」という部分に温かさを感じます。
ちょうど、この記事を書いている今、私の心に引っかかっている人物がいるのですが、実験として今回は自分の記憶、ウニヒビリに語りかけるイメージで行っていました。
結果的に心の引っかかりがなくなったのは、私にとってはいつものことなのですが、人によってはこちらの方法がやりやすいかもしれません。いくら「心を込めなくてもいいから・・・」と言われても、「絶対にこの人に『ありがとう』なんて言えない。直接じゃなくても言えない」という状況下におかれている方には難しいかもしれません。心を込めなくてもいいから、ひたすら自分の記憶(対象となる人ではなく)に言い続けるということです。