おかげさまを意識すると人生が面白くなる⑥準備
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最終更新日:2021/09/10
おかげさまを意識すると人生が面白くなる
正観さんが講演会でよくされていたこんな話がありました。おかげさまに、「人生のシナリオは100%決まっているのか?80%や90%ではないのか。100%ならばなぜそうなのか」という質問を投げかけ続けて2~3年で答えが返ってきたという話です。おかげさまの答えは、「生まれる前に魂がシナリオを設定し、その魂が体に入っているから」。ただ、ここで話題にしたいのはシナリオについてではなく、「2~3年で答えが返ってきた」という部分です。正観さんは講演会でこのように言います。「答えはすぐに返ってきていた。ただ私がまだそれを受け取られる段階になかった。準備ができたから受け取ることができた」。私は、おかげさまの情報を受け取っていると思いながら生きています。「思いながら」というのは、直観やインスピレーションをおかげさま情報と捉え、感謝をしているという意味です。「私はなかなか受けとることができません」という方もいると思います。これは、おかげさまがあなたに情報の出し惜しみをしているとかそういうことではないことが正観さんの話からわかります。受け取るこちらがわの準備ができているかどうかという話のようです。
「では、どうやって準備をするのか」という話になりそうですが、妻の話を聞いていると、思考は情報をシャットアウトする原因になるそうです。妻によると、私のおかげさまは私に「もうすぐ雨が降るよ」とインスピレーションをくれているそうなのですが(確かに雨に降られることは少なくなったような気がします)、私の頭が思考に支配されている(妻の表現ではないのですが、こういうことなのかと思います)状態になると途中で情報がとめられてしまうとか。
私の“修行時代”を思い出すと、ブルースリーの「考えるな感じろ」や伊藤一刀斎の「無念無想」、禅、ヴィッパサーナ瞑想まで、すべて「思考とは何ぞや」という問いかけだったように思います。