おかげさまを意識すると人生が面白くなる⑦随喜功徳
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最終更新日:2022/01/13
おかげさまを意識すると人生が面白くなる
ある日の休日。ふと自転車をこいでイオンに行こうと思い立ちました。久しぶりに行きたいな、という感覚です。本屋をブラブラしてその隣にある上島珈琲で読書をして帰る、そういうプランです。本屋では特にピンとくる本はなかったので何も買わず、上島珈琲に行きました。お客さんは少なく、いつもは満席のボックス席でリラックスをすることができました。その席は四つあるのですが、人気がありそこから埋まって行くのでまず空いていることはありません。「ラッキーだった」と帰宅後、妻に話しました。
その夜、妻が「それは、おかげさま(たち?)が、くりようかんさんを喜ばせるためにセッティングした」と教えてくれました。私が「上島珈琲に行く」と思った、念じたときに“上”のほうがざわざわして、そういうセッティングをしてくれたそうです。私はその話を聞いて感謝、そしてさらに喜びがわきました。妻が「くりようかんさんが喜ぶことでさらに、おかげさまは喜ばせてくれま
す。“上”の方々も喜ばれたいんですね」と言いました。そして、妻はこの話に気持ちがホッコリしたそうです。「ありがとうございます」と私に言いました。私もそれに対して「こちらこそ素敵な話をありがとうございます。そしてブログのネタにもできます笑」と感謝しました。
「随喜功徳」とは、他人が喜ぶことを私も喜ぶことを言います。私は児童福祉の仕事をしていますが、関わる子どもたち相手にもこの実践をしています。なぜそれが実践か。たとえば、子どもが新しいスマホを買って喜んでいるとします。私はスマホにこだわりがないので、自分に照らし合わせるとその喜びに共感できないし、冷静になると「まだスマホ使えるのに・・・もったいない」と批判的にさえなるかもしれません。そこを一緒に喜ぶから随喜功徳の実践なのです。今回、その喜ぶ存在としておかげさまも加わりました。
Comment
記事を読んでいてハッと思いました。ラッキーなことが起きたとき、私はただ今日はついていると思うだけでした。これからはありがとうございますと感謝しようと思います。「随喜功徳」という言葉も心にとめて日々過ごしたいと思います。
ドゴン仮面さん コメントありがとうございます。正観さんと斎藤一人さんは面識はありませんがお互いを尊敬されていました。私たちファンの間では、正観さんといえば「ありがとう」、一人さんと言えば「ついてる」という認識もありました。ちなみに松下幸之助さんは何があっても周囲に「わしは運がいい」と言い続けていたそうです。どの言葉にも「私の力ではない」という謙虚さがあるので自分にあった言葉でいいと思います。私はたまたま「ありがとう」という言葉が好きなんですよね。