小林正観さんからこう聞いた第五章⑦おかげさま
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最終更新日:2022/08/23
小林正観さんからこう聞いた
品川での講演会の日。私は品川駅から会場まで、正観さんと主催者の高島さん(現見方道師範代)を乗せて車を運転をしていました。そこで高島さんが正観さんに何かを相談していたのですが、正観さんの答えは「おかげさまに聞いてください」。
その当時の私にとって、おかげさまという存在は何か精神世界で高いレベルにいるような方が知覚しているもので私には関係ない、とさほど意識していませんでした。ただ、今の私にとっては、「おかげさまと供に生きる」ということがテーマなのです。現在読んでいるスピリチュアルの本によると、Holy Spirit(聖霊)という存在があり、おそらくおかげさまと同じなのではないかと思います。その本の中で、「イエスやブッダですら聖霊のガイドで生きていた。まして私のような未熟な人間がどうして自我に従って生きることができようか」というようなことが語られていたのです。
今の私にとっては直観があったときに、「これはおかげさまかな」と意識することが多いです。そういう点から過去を振り返るといろいろ思い出すことがあります。
あるとき光楽園で、「私の部屋のパソコンのネットがつながらないので夕方までにつながるようにしておいてください」と正観さんから言われました。私は特別パソコンに詳しいわけではありません。正観さんは用事で出かけており、帰るまでの3~4時間で何とかしないといけません。サポートセンターに電話をかけていろいろ聞きながらやりますが上手くいきません。出張で来てもらうにもそこは兵庫県の山奥。すぐに来てもらうことはできませんでした。そうして万策尽きたときに、ふとLANケーブルが目に入りました。まるでそれが何かを主張しているかのようでした。私はそのケーブルを新しい物と交換しました。するとネットがつながったのです。
別の話。おかげさまについては私よりも妻のほうが感性が強いようです。私はサイクリングが趣味なのですが、その日も三時間くらいのサイクリングコースを設定し家を出発しました。いつもならば、そのコースを想像するだけでワクワクして元気になるのですが、その日は体が重たくて仕方がないのです。趣味ですから楽しくなければやる意味もないので私は引き返して家に帰りました。すると妻が「今日は体調がわるかったので早く帰ってきてほしかった。私とくりようかんさんのおかげさまでやりとりがあったのかもしれません」と言いました。
「おかげさまを意識すると人生は面白くなる」という新しいブログ記事のタイトルが浮かんできました。本当にタイトルどおり、おかげさまを意識すると人生は面白くなります。
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Comment
いつも拝見させていただいております。
おかげさまとは神様のことでしょうか?
ドゴン仮面さん おかげさまは神ではありません。生身の人間が神から情報を得ることができるとは思いません。「神との対話」という本があり、私もよく読んだものですが、それは神ではなく英語圏で言われているHoly Spiritのことではないかと思います。おかげさまとHoly Spiritは同義で捉えていいと思います。正観さんの話で神が登場するのTさんの話です。Tさんは今のレンタカーのシステムを最初に考えた方だそうですが、ビジネス闘争に敗れ、逃げるように四国へ。あるとき、部屋の神棚に神がおり対話ができるようになったそうです。それが話題になりTさんの元にはいろいろな方が相談に訪れるようになったそうです。Tさんはその神さまからの情報を相談者に伝えていたそうですが、人生が好転したなど好評だったそうです。ただ、Tさんはビジネスマンでもともとスピリチュアルに興味があったわけではありませんので、何が起こっているのか自分でもよくわからない。それで小林正観さんに白羽の矢が立ち、Tさんの元へ行くことになったそうです。するとTさんが「神棚に神さまがいる」と。正観さんはTさんを通じてその神さまに質問をしました。「あなたのことは何て呼べばいいですか?」と。すると、こんな答えが返ってきたそうです。「イエスは私のことを“父”とよんだ。“おやじ”とでも呼べばいいんじゃないか」。とはいえ、私はそれも神ではなくおかげさま、聖霊のたぐいだと思っています。
くりようかんさま
お返事ありがとうございます。丁寧にご説明いただきましてありがとうございます。「おかげさまを意識すると人生は面白くなる」を楽しみにしております。またコメントかメールにて質問させていただくことがあると思いますが、よろしくお願いします。
ドゴン仮面さん ありがとうございます