社長から教わった子育ての実践⑧
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社長から教わった子育ての実践
私は子どもから相談などを受けたとき、何気なく飲み物や食べ物をすすめて、一緒に飲んだり食べたりしながら話をすることがあります。
越州禅師は唐の時代の僧侶です。禅師にまつわる「喫茶去」という言葉があります。多くの修行僧が悟るために厳しい修行をしたり、難しい問答をしたり・・・そんな中、「お茶でも飲みませんか?」と禅師は一言。
これは、仏教の真髄は必ずしも修行や難しい議論や討論の果てにあるのではない、お茶を飲むという日常行為の中にも存在する、ということです。
私はそんなことを考えて飲み物をすすめているわけではありません。ただ、養育においても、言葉を弄して子どもたちを説得したりするよりも、一緒にお茶を飲んだりご飯を食べたり、そういう日常行為を大切にしようとい姿勢を持つことは心がけています。
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