型でボールに体重がのる感覚がわかる

公開日: : 気と野球


型→壁当て、という練習メニューをこなす。まずは型。








螺旋の型を2種類行い、最後は、腕をムチのように振る練習をしました。今日意識したのは足と背中(肩甲骨)です。地面を踏む、肩甲骨が動く、この二つが一つになるような感覚。そして腕が振られる。








そして投げる。「・・・」、ボールをリーリスする瞬間、前足で地面を踏んだときの力がボールに伝わる感覚が。これが「ボールに体重がのる」ということの意味!?実際には、「上手くのったな」「今回は上手くのらなかったな」という識別ができるようになったということです。たとえば、投げる瞬間に足が右や左に傾くと、力はそちらに逃げてしまい、ボールに力がのらないことがわかります。




この「今まで気が付かなかったことに気が付けるようになる」というのは型の練習を行ううえでの重要な要素です。無意識の意識化、意識せずにやっていたこと=無意識を意識することができるということは、それをコントロールすることができるということになるからです。




かれこれ10年以上も前。私に型を教えてくれたとある武術の集団。そこの二段の方と組手を行いましたがまったく歯が立ちませんでした。おそらく、彼は、私自身も気が付かない私の動きを意識することができていたのです。つまり、私は彼のコントロール下にいたわけです。かなうわけがありません。ちなみにその時点で私も競技空手の初段でしたから、まったくの初心者だったというわけではありません。

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