少年コーチがみたプロ野球好プレー②
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最終更新日:2019/07/13
コラム
7月4日(日本時間)、メジャーリーグ「エンジェルスVSレンジャーズ」。6回表エンジェルスの攻撃。大谷翔平選手が二塁打を放ち、ノーアウト二塁。次バッターはレフト前ヒット。大谷選手はホームを狙います。レフトの選手は大谷選手をホームでアウトにすることは無理だと判断し、セカンドにノーバウンドで送球します。ショートは、レフトがバックホームをするときのために、レフトとキャッチャーの間に入ろうとしていました。
ポイントは、
・レフトは「ホームでアウトにすることは無理」と一瞬で判断すると、ファーストランナーがセカンドに進塁をしないようにセカンドにナイス送球をしました。少年野球ではここでレフトが「どうしよう」と迷っている間に、セカンドに進塁されてしまうことがあります。
・ショートは、レフトがバックホームをしないとみるや、脱力。何もしないのです。余計なことをしないのもナイスプレー。少年野球では、いろんな人が声を出していろんな人がボールをもらおうとするので、それが迷う原因となります。ただ、少年野球ではレフトがセカンドまでボールを投げられないこともあるので、ショートが間に入ってもらってもいいでしょう。
次のバッターはショートゴロ、ダブルプレーで、レンジャーズは余計な失点を防ぐことができたのです。
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