ムロツヨシと福山雅治の接点
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コラム
福山雅治さん主演のドラマ「ガリレオ」。もう何度見たことかわかりません。今回は、CSの「時代劇専門チャンネル」で一気に放送していたので録画。第一章より見ています。「燃える(もえる)」、内海薫(柴咲コウ)と湯川学(福山雅治)が出会います。
この回にムロツヨシが出ている、というのがこの記事の主題ですが、順を追っていきましょう。犯人役は唐沢寿明演じる金森龍男。彼は、毎晩のように近所で騒ぐ若者たちを殺す方法を思いつき、実行したのです。その方法は省きますが、その若者のひとりの頭が突然燃えるのです。ちなみにその被害者を演じているのは鈴之助さん。ROOKIESが好きな方、国枝先輩です。
さて内海薫は付近の聞き込み調査をします。1秒ごとにカットが切り替わるのですが、その中の、何かの配達のおじさんがムロツヨシであることを私は見逃しませんでした。
さて、聞き込み調査をしていて、近所の人が「正直ほっとした」と本音をもらすこともありました。ようするに、毎晩さわぐ若者たちがこれでいなくなった、ということでしょう。それにしても「人が死んでいるのに」と思いたくなります。ただ、これは「人の心には悪魔が・・・」「サタンに・・・」ということではありません。「臨場感」の問題です。「現実」という言葉について「脳がリアルだと感じていること。臨場感の高いこと」という定義をきいたことがあります。だから、VRの技術というのは、いかに臨場感を高めるか、という技術に終始するのです。この話で、近所の人にとっては、毎晩さわぐ迷惑な若者>その若者の死、というように前者のほうが臨場感が高かったのです。
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