なぜ私はイップスになったか?
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コラム
イップスとは何なのか?そのメカニズムについて
以下の引用は適切に伝えていると思います。
◆野球の場合◆
1.球を投げ、なにか苦い経験
(優勝がかかった試合で暴投しサヨナラ負け等…)
2.恐怖になり投げるたびに大変な緊張
3.緊張から距離感がつかめなくなる
4.その緊張が脳にインプットされる
5.上手く筋に出力できない
6.腕を振る感覚がない
7.その結果すっぽぬける
8.抑えようとするとひっかけてバウンド
9.ダメだとネガティブな自分を受け入れてしまう
10.そしてまた恐怖につながる
と言うように負のループを形成し、自力で抜け出すのが難しくなってしまいます。
出典
【スポーツ整体 ボディコンディショニング公式サイト】イップスについて
これにそって中学生だった私に実際に起こったことを思い出してみます。
1.キャッチボールのときに監督から、「お前そんな投げ方をしてたら肩を壊すぞ」
と投げ方を教えてもらった。これは監督の善意。私のイップスは善意から始まったのです。
2.「お前の投げ方は変だ」と、いつ監督に言われるだろうか、チームメートからも
そのように見られているだろうか、といつもビクビクしながら投げていました。
3~8.キャッチボールはもちろんのこと、ハーフバッティングで先輩に投げるが
ストライクにいかない(ほとんどのチームメートはできている)。
9、10.毎日の練習が恐怖。部活を辞める勇気がなかった私はひたすら我慢するだけの毎日。
当時はつらかったですね。
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