楽問!消える味のり ピタゴラスイッチより
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楽問(がくもん)のすすめ
6歳の娘が、「のりを水に入れたら消える実験やりたい!」と言い始めました。私は子どもの「やりたい」にはアンテナを張っているので「なんだ?」と思いましたが、いまいち意味がわからない。
どうやらNHKの「ピタゴラスイッチ」でやっていた実験のようです。調べてみると、「のり」というのは味付けのりのことです。給食でたまに出ていた小袋入りののりです。それを袋のまま水の中に入れると「のりが消える」ということらしいのです。
のりなら高いものではないし、袋のまま入れるだけなら無駄にはなりません。さっそく買ってきて子どもに渡すと、喜んですぐに実験開始。
まあ、確かにのりの黒色は見えなくなっているので消えたということでしょうか。娘は「わー」と喜んでいるので何よりです。
私としてはその理由が知りたいところです。いろいろ調べたところ「これかな?」という記事を見つけました。
http://sky.geocities.jp/noroshigeki32/mokuji7/zenhansya2.pdf
この「全反射」が答えのようです。そしてポイントは“袋の中の空気”。袋と中に入っているのりの間に隙間がありそこに空気があるところに意味があるのです。
光が水中から空気中へ向かうときに空気中へは進まずすべて反射をすることがあり、それを「全反射」といいます。
つまり光はのりには当たらないのです。光が当たらなければ私たちの目には見えません。私自身も知的好奇心が満たされた実験でした。
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