楽問!ブルーベリーで“ねるねるねーるね”再現
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楽問(がくもん)のすすめ
このブログでも取り上げた「ねるねるねーるね」。私が子どものときよりもかなり進化を遂げていることに驚きました。その説明書に「紫キャベツ」を使った実験方法が書いてあり、娘が「やりたい」と。私は娘の「やりたい」にアンテナを張っているので、その言葉を聞くと体がウズウズしてくるのです。
いくつかスーパーをまわり紫キャベツを探しましたが売ってない。
しばらくして、「紫キャベツじゃなければいけないわけではない。簡単にいうと紫の素材ならオーケーなはず」と思った私は、我が家に冷凍のブルーベリーがあることを思い出しました。
家に帰って娘に話すと大喜び。すぐに実験にとりかかり、結局、2時間やり続けました。子どもの好奇心とやる気はすごい。「やりたい」を大切にし続けよう、と改めて決意。
さて、冷凍ブルベリーをレンジでチンして紫色の溶液を作ります。
「ねるねるねーるね」では、そこに酸性の粉やアルカリ性の粉を混ぜて、色が赤や青に変化するのを楽しむのですが、酸性ということで家にあったリンゴ酢を入れました。
すると、
赤くなりました。次に重曹を入れます。「ねるねるねーるね」に入っている「ふくらまし粉」というのはようするに重曹のことなんですね。
青く(アルカリ性)なりました。
娘がもっとも楽しんでいたのは、この、リンゴ酢(酢酸)と重曹(炭酸水素ナトリウム)を混ぜて「シュワー」となるところなのです。
これです。
自分自身の学びのために化学式を書いておくとこのとおり。
NaHCO3+CH3COOH→CH3COONa+H2CO3
「シュワー」となるのは、水と二酸炭素が反応して炭酸(H2CO3)になるからなんですね。コーラが「シュワー」となるのと同じです。
娘も、赤くなったときに「酸性~」と言っていたので、抽象度が上がっているようです。現象を言語化するというのは抽象度が上がっています。
「やりたい」を大切に。
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