「しくじり先生」森脇健児が語るSMAP感謝の法則
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コラム
森脇さんが「感謝の法則です」と語ったわけではないのですが、その話の中で私がみてとれたという話です。
「しくじり先生」という番組に講師として登場した森脇健児さんは、かつて(私が小学生のとき)超売れっ子だったのですが、その中に「夢がMORIMORI」という人気番組がありました。
メインは森脇健児さんと森口博子さん。そしてレギュラーとしてSMAPが出演をしていました。コントをやったりキックベース(私たちは「サッカー野球」とよび休憩時間によくやっていました)をやったりという、そんな番組でした。
当時は、SMAPはまだそんなに売れていない時代です。森脇さんと森口さんは超売れっ子。森脇さんはよくSMAPの面倒をみていたそうですね。森脇さんの家でご飯を食べたりお酒を飲んだり、そして森脇さんの奥さんがSMAPのメンバーを家まで送る・・・、今でもSMAPのメンバーは森脇さんに会うと「奥さんによろしくお伝えください」とそのときの感謝を表明するそうです。
SMAPのメンバーが「感謝を忘れない」というのはある雑誌で森脇さんが語っていたことでもあります。
森脇さんとSMAPが一緒に仕事をしていた以降、SMAPは大飛躍、森脇さんはテレビから姿を消しました。立場が逆転しましたが、SMAPのメンバーはその後もテレビ局などで森脇さんに会うと必ず丁寧なあいさつをしていたそうです。
SMAPが長年愛され続けた理由がわかる気がします。
さて、これを子育てということで考えます。「感謝を忘れない子どもを育てる」ということを考えたわけではりません。私が子どもに対して感謝を忘れていないか、ということを自分に問いかけてみたのです。
子どもが生まれてきてくれたことで自分がどんなに成長できたことでしょうか。そのときの感謝は、森脇さんに育ててもらったSMAPのように忘れてはいけないはずです。
その後、子育てで「自分が子どもにいろいろやってきた」という意識が積み重なり、すっかり慢心にひたるようになってしまうのです。
「感謝は入り口でありゴール」、と私は教わりました。感謝というのは誰でもできる、そういう意味で「入り口」、そしてそれを人生においてつづけていけばいい、という意味で「ゴール」です。
最後まで読んでくださりありがとうございます。