TBS「世界の怖い夜」で子どもが過呼吸の発作!その対処方法
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最終更新日:2017/01/28
コラム
2016年4月2日
私は児童福祉の仕事をしていますが、ある子供が心霊番組を見ていて発作を起こしてしまいました。
落ち着くまでに3時間ほどかかりましたが、その時の様子を記事にしました。
世界の怖い夜
夜の9時から11時過ぎまで放送のその番組。私は子どもたちがテレビで何を見ていたのか知らなかったのですが、
10時55分頃、とつぜん子どもたちが驚きとともに、飛び上がりました。
それに対して私は心臓が止まりそうになりましたが、最初はみんなで笑っていたものの、ある子供に発作が出てしまいました。
普段から、周囲の何気ない一言でショックを受け泣き続けることはありますが、今回は
泣き叫ぶ
鼻血
過呼吸
などの症状が続き、それがなかなかおさまらないのです。
救急病院に相談のために電話をしました。正直、看護師さんも「安静に」とアドバイスをするくらいしかできないと
思いますが、大ごとになったときに
なんで相談をしなかった
と責任を問われるのがこの仕事にありがちなことなので、そこは電話をするのです。
1時間くらいすると、こちらの話を聞くことができるくらいにはなったので、
寝かせ、布団を掛けました。
過呼吸の場合は、酸素を吸いすぎないように口まで布団をかけるのです。
集まってきた他の子どもは、お礼を言って自分の部屋返しました。
「わたしもおかしくなりそうだった」と、次の日に言っていた子どももいたので、
そこのところも気をつけなくてはいけません。
結局、3時間くらいして彼女はスヤスヤ寝入りました。私は朝まで近くにいました(こんなところが重要?)。
次の朝起きて、「昨日は死ぬかと思った」と冗談めかして言っていたので、とりあえず安心しました。
結果的に、周囲ができることはほとんど何もないのです。私がその3時間何をしていたかというと、
不安に打ち克つ
ことなのです。自分の中にムクムクと沸き起こってくる不安やその他のネガティブな感情です。
方法については詳しくは書きませんが、
(不安を)みること
です。