小林正観さん「そわか」実践報告集⑮心の壁を超えた素手のトイレそうじ
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最終更新日:2022/08/20
小林正観さん「そわか」実践報告集
かつての私は、何となく人生の行き詰まりを感じていました。そんなときに出会ったのが小林正観さんの本です。文章から温かな人柄が感じられ、内容が心に沁みわたっていくようでした。
何かを変えたかった私は、さっそく正観さん式のトイレそうじを実行することにしました。それまでの私は素手で掃除をすることもありましたが、素手だと心理的な抵抗感がとても大きかったです。「たとえ手が汚れても洗えばよい」と、頭では分かっていても、どうしてもその抵抗感を拭うことができませんでした。
しかしある時、掃除をした後にトイレを使用すると、何とも言えないトイレに対する感謝の心が沸いてきたのです。「私が汚いと思っているトイレは、毎日毎日文句も言わずに用を足すことを許してくれているのだ」という実感が沸き起こり、自然に何てありがたいのだという気持ちになりました。
それからもトイレ掃除はしていますが、特別金運がアップしたと言えるような出来事はまだ起きていません。しかし、トイレや汚れに対する心の壁が低くなったように感じられる体験ができたことは、かけがえのない経験でした。
くりようかんコメント
何かを「汚い」と嫌がる気持ちって何だろう、と考えたことがあります。ただ、「トイレに感謝をする」ということは考えたことがなかったです。本当に感謝ですよね。ありがとうございます。