おかげさまを意識すると人生が面白くなる③仁
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最終更新日:2022/01/13
おかげさまを意識すると人生が面白くなる
娘が産まれる時に携えてきたプレゼントの中に私の天職があると言いました。「仁=寄り添う」というのがキーワードではないかと妻が教えてくれました。これは「おかげさまからの情報かもしれない」と妻が言っていたことですが、思い当たることがありました。
児童福祉の職員が私の仕事ですが、職場で「何を大切にやっていくのか」を考える機会がありました。直観で、私は「寄り添う」と思ったのです。そして、私が所属する団体が発行する機関誌に寄稿するときにそれを象徴するようなエピソードをのせました。
私が勤めているところは自立〇〇という呼び名で呼ばれている場所ですから、どんな仕事なのか、なんとなくその名称から判断をされるのですが、私がそこで書いたのはこんな話でした。この仕事を数十年やられている方がある子どもをなんとか苦労して社会に送り出しました。数年経ってから会ったときに思い出話に花が咲きました。その方としてはこんだけ苦労した可愛い子なのですからそういう話をしてくれるものと思った。するとその子が言ったのは「〇〇さん(別のスタッフ)がコンビニに連れてってくれてこっそりお菓子を買ってくれた」ということです。
「私が大切にしていることもこんなことです」とその機関誌での文章を結びました。
妻からもらった情報がこの話と結び付いたことで大変興味深い話になりました。
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