社長から教わった子育ての実践⑪

公開日: : 社長から教わった子育ての実践


 子どもに何かを期待することで苦しんでいる方が多いように思います。その最たるものが勉強かもしれません。




 私は大人になっても趣味で数学などをやっています。高校のとき数学は得意なほうでしたが、それでも難しいです。その難しさが楽しいのですが、とても子どもに強制できるものではありません。




 やりたければやればいいのではという程度です。実際に、「やりたくてやる」のと「やらなければならないからやる」のでは生産性が数百倍違うという話もあります。




 子どもに勉強を期待すると、子どもがやる勉強以外の事が意味のないことに思えてしまいます。




 私には変な意味ではなく子どもに期待がないので、子どもが毎日行うことに色々と発見があります。今はこういうことに興味があるのかなど、子どものアンテナに驚かされるのです。そしてあなたが子どもが興味を持つことを喜ぶと、子どもはもっと喜んで才能を発揮するのではないでしょうか。




 ちなみにこの記事で「勉強」とは、「受験のための勉強」という意味です。




 私は児童福祉の仕事をしていますが、児童福祉の職員になりたいという子どもに「どうやったらなれるのか?」と聞かれると、「勉強をすること」と答えます。それは、資格をとりなさい、試験に通りなさいということではありません。




 たとえば、確定申告が必要な子どもがいたときに寄り添ってやることができますか?性について話すことができますか?




 勉強は必要なのです。




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