社長から教わった子育ての実践④

公開日: : 社長から教わった子育ての実践


 子どもの才能の芽を摘みたくない、とはどんな親でも思っていることだと思います。ただ、具体的にどうすればいいか知っている人は少ないかもしれません。そういう方にとって次の話はヒントになるかもしれません。




 ある小学校の授業参観でのことです。先生が、「お好み焼きの具にはどんなものがあるかな?」という質問を生徒たちにしました。「豚肉」「エビ」などの答えが次々とあがりました。




 ある女の子が「チーズ」と言いました。すると先生が「チーズはないな」と一言。




 さて、放課後の親との懇親会。ある親が先生に言いました。




「先生が『チーズはないな』と言った後、子供たちが先生に受け入れられそうな答えしか言わなくなったように思います。なぜ否定したのでしょうか?」




 それを聞いた先生は涙ながらに言いました。




「私は、子供の発想の芽を摘み取るような教師にはならないと誓っていましたが、いつのまにかそんな教師になっていたんですね」




 私は、自分の娘がやりたいことは可能なかぎり否定しないでやらせてきました。たとえば娘が食紅に興味を持ったとき、一瞬「部屋が汚れやしないかな」と思ったのですが、その思いは飲み込んで一緒に青いホットケーキや青っぽいコーヒーなどを作りました。青い色は確かに食欲が出ない、ことを確認できたり私にとっても面白かったです。




 子供の才能の芽を摘み取らない方法。このようなエピソードを集めてみると何か見えてくるかもしれません。




 




 

Sponsored Link

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

福祉ではたらく1%の幸せな人々⑦苦しみとは思い通りにならないこと

「思い」を持つことはいいことだとされています。福祉という分野でも、思

福祉ではたらく1%の幸せな人々⑥反省しない

タモリさんは、かつて月曜日から金曜日まで「笑っていいとも」という生放

福祉ではたらく1%の幸せな人々⑤

20代後半の頃の私にとってのコペルニクス的転回、それは「自分が発する

福祉ではたらく1%の幸せな人々④

「感謝」について。ここで言う感謝とは、心の問題ではなく、口に出して「

福祉ではたらく1%の幸せな人々③

「働く」という言葉について学ぶことも幸せになる方法のひとつです。「幸

→もっと見る

  • Sponsored Link
PAGE TOP ↑