楽問 芝桜を育てる
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楽問(がくもん)のすすめ
ここら辺りはもともと田んぼや畑だったらしく土壌がいいよう。そのためか草取りをしてもすぐに生えてきます。それだったらいっそのこと花を植えよう、ということでまずは芝桜。今日は草取りで力尽きました。
芝桜の分類はまず以下の通り。
界:植物界 「界」について調べてみると、いろいろな説があり大変複雑ですが、「動物界」と「植物界」(これを二界説といいます)という解釈で私はとどめておきます。
門:被子植物門 他には「裸子植物門」「シダ植物門」など聞いたことがある分類がありますが、「〇〇ゴケ門」などもあるようです。
被子植物-胚珠(はいしゅ)が子房(しぼう)の中におさまっているもの
裸子植物-胚珠がむきだしになっている
というのが大きな違い。胚珠は種子になる部分です。サヤエンドウでいうと、食べられる部分が胚珠で鞘が子房です。果物でいうと、食べられる果実の部分が子房で種が胚珠です。ややこしいですが、植物にとっては人間に食べられるかどうかは関係がない。いかに種を守るかです。どんな果物でもいいのですが、改めてみると、どれだけ種が頑丈に守られているかがわかります。
芝桜が咲くのは4月から5月。咲いたら子房がどの部分か観察しましょう。胚珠はその中にあるわけです。
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