対角線は何本?対角線はどういう線かを考える
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楽問(がくもん)のすすめ
数学検定2級の問題(高校2年生レベル)を解いていたらこんな問題がありました。
21角形の対角線は何本?
多角形の対角線の本数。確かに高校生のときに習った記憶があるし、きっと公式も覚えたに違いない。しかしすっかり忘れている。
とりあえず、紙に、四角形、五角形、六角形を書いて対角線を引いてみる。そしてそれをじっとながめる。
そこで気が付いたのは、対角線というのは
多角形において一点から両隣以外の点に引いた線
ということです。つまり、一点から引くことのできる対角線の本数は、その一点と両隣の二点の3点を引いた数になります。五角形を例にとると、一点から引くことのできる本数は5-3=2で2点です。五角形ですから頂点は5つあるので、5×2=10。ただ、実際の本数はその半分の5本です(その理由は考えてみてください)。
さて、21角形の対角線ですが、上の法則に従って、21×(21-3)=378で、その半分ですから189本ということになります。
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