バッティング型を考えた2
公開日:
:
コラム
上半身の鍛錬型
バッティング型を考えるときは、武術で言えば武器、つまり道具を体の一部のように使いこなせる感覚を身に付けることを目的とします。まず前提として、現在の私のように「バットが重い」と感じるようでは単純に筋力が足りないのかもしれません。ある剣術の先生は、片手で木刀を振っていました。「軽く扱えることができて初めて脱力ができる」ということをおっしゃっていました。確かに「リラックス」「力を抜く」ことが重要であることは言われますが、ようやくバットが振れるくらいの力しかなければ力の抜きようがありません。
引手と押手の型
スローイング型のところで、鳥の型、亀の型、熊の型を紹介しましたが、バッティング型として次の型を紹介します。
名前は忘れてしまいました。バットを振る時の引手(右打者なら左手)と押手(右手)のバランスが養えるのではないかと思います。
ただ、バッティングの腕の使い方にはいろいろ(引手で引くor押手で押すなど)あります。私のように、「胸と右腕と左腕で5角形をつくる」そういう打ち方を目指す方にはいいと思います。ちなみに絵で示すと、
バットを持ってやってみる
これをバットを持ってやると鍛錬になります。
大人の軟式用が700グラムくらいなので、バットの代わりに1リットルや2リットルのペットボトルに水を入れて使用してもいいでしょう。鍛錬用のバットも売っていますが決して安いものではないので、現在、トレーニング用品を開発中です。こうご期待。
- PREV
- バッティング型を考えた1
- NEXT
- スローイング型を修正