教育義務とは?不登校保護者は教委と面談希望
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最終更新日:2017/01/28
コラム
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「不登校新聞」の記事に、出席督促書を受けた保護者たちの話がのっています。
http://www.futoko.org/news/page0613-161.html
2008年5月末のできごとです。
さて、この記事に次のような一文があります。
一度も学校へ通っていない5組の親子の場合は、いずれも就学時検診など登校前に学校へ接した経験から不登校が始まっていた
私の娘も、就学時(前?)検診後に「学校に行きたくない(行かない)」と言っています。前回の記事でも書きましたが、義務教育制度で保護者に就学義務を強制しているのは、子どもの学ぶ権利を保障するためです。決して、嫌がる子どもを学校に行かせる義務があるというわけではありません。
学校に行っているか行っていないか、その事実よりも、「子どもの権利、意見が尊重されているのか」が大切にされているのかどうかなのです。
以下にあるように最後は話合いがもたれる方向に行ったようですね。
◎保護者 「一度も面談ない」
P&Tの親たちは今回の督促書の件について「なぜ市教委は私たちと一回も面談や話し合いをせず、督促書を出したのかわからない。督促の前にちゃんと話し合いたかった。学校とはちゃんと話し合いがされていたのに……」「一度でいいからP&Tを見に来てほしい」「P&Tは私たち不登校のこどもを持つ親が協力してつくりだした場所。ただそれだけなのにまちがったウワサや報道、督促書によって傷ついている」などと話している。一方、本紙取材に対し新潟市教委は「P&Tという存在を知らなかった」とし、今後は督促が出された親との話し合いを進めていく方針だ。