グーグル式で子育てのイライラから解放

公開日: : 最終更新日:2017/01/28 コラム

「グーグルのマインドフルネス革命」(サンガ編集部 株式会社サンガ)を読みました。

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「マインドフルネス」(mindfulness)とは、グーグルでマインドフルネスを推進しているビル・ドウェインさんの言葉を借りると、


自分の行動や自分の幸せを左右するのは「脳」であること、そして、脳には機能的、構造的な変化を起こしていく柔軟性があること、瞑想によってそういった能力が開発できること、さらにその事実を科学が証明している、ということ(本文より)


という定義、イメージです。
「じゃあ瞑想じゃないか」ということになりますが、そこは精神世界をどうビジネスと結びつけるかというセンスの部分。「サンガ」というのは仏教系の出版社です。そこからもわかりますが、これは仏教の「ヴィッパサーナ瞑想」や「止観瞑想」を元にしており、実際にビル・ドウェインさんも仏教徒なのです。

さて、具体的な方法に興味がある方はぜひ本書を読んでいただきたいと思います。

ここでは、私自身がそれをどう実践しているのかということを書きます。

これは私の持論ではなく、さまざまな本を読めばわかりますが、瞑想とは

今この瞬間に生きるための方法

なのです。

その方法は簡単で、

呼吸を意識する

のです。呼吸に限らず、今やっていることを意識するだけです。歩きながら自分の歩行を意識する、という方法もあります。「呼吸」とよく言われるのは、すべての人が常にやっていることだからでしょう。

私はセルフトレーニングながらずいぶん長く続けていることもあり、「今ここにいる瞬間」というのを感覚として身につけています。それはイライラや苦しみから解き放たれたとても穏やかな時間です。

いついかなるときでもそんな心境でいられたら、子育てでも仕事でもこわいものなしです。

ここで私も気をつけていることがあるのですが、

イライラや苦しみから解き放たれること自体が目的ではない

ということです。

そういう意味ではこの著書はうってつけで、ビル・ドウェインさんの目的、ミッションは「社員が幸せに生き、仕事で高い成果を出し続けるための学習プログラム」の開発で、そのための方法論が「瞑想」だというわけです。

私も、仕事でいうならば「一般的にプレッシャーが強く、責任の重い」そんな仕事に就いてそれを楽しんでやり、子育てでいうならば「常に精神的に安定していて子どもが安心できる」、そのための瞑想なのです。

電子書籍で「amazon unlimited」(30日間お試し無料)で読むことのできる本です。

最後まで読んでくださりありがとうございます。






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