大塚製薬の「エビリファイ」とは?子供のために副作用について調べた
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最終更新日:2017/01/28
コラム
薬も資本主義
児童福祉の仕事をしている関係で、10代の子どもたちとの関わりが多いのですが、
自分で物事を考えることができるように
私が勉強したことを話の流れで日々、お伝えするようにはしています。
ある精神科に通う子ども(私は通う必要はないと思っています)、が「私は薬は絶対のみません」と言っていたにも関わらず、結局、薬を処方されて持って帰ってきました。
とりあえず、彼女には、
「製薬会社は資本主義で動いているのだから、薬を売りたいのはあたり前」
と、考える材料を与えています。
私は単なる薬嫌いですが、そんな私でも、腰痛で医者に行って「痛みどめ」を出された時は、拒否する気力がなくて、結局、持って帰りました(飲みはしませんでしたが)。
医者から薬をすすめられれば断れないかもしれません。そして、福祉業界には子どもに薬をすすめる職員が少なからずいます。
「エビリファイ」は大塚製薬の主力商品
これは「大塚製薬」のホームページに堂々と書いてあることですが、「エビリファイ」は、かつて大塚製薬の主力商品で、2011年には、薬品の全売上の半分以上をしめていたのです。
「かつて」と書いたのは、「2015年4月」ですから今から約1年前、「エビリファイ」の特許が切れたことにより、大幅な売り上げの減少があったからです。
それについては以下の記事で詳しく書いてあります。
ポカリスエットの大塚HDが直面する地獄 主力医薬品特許切れ、巨額買収の後始末
「だからエビリファイの在庫が多いのかなあ」
というのは私のボヤキですが。
副作用について
現実的に子どもが薬を飲むのをとめる権利は私にはありませんので、せめて副作用だけはおさえておこうと思います。
参考は、Drug.comです。
difficulty with speaking
「ろれつが回りにくくなる」という感じでしょうか。その子どものお母さんも薬を服用しているのですが、このような副作用が出た、と言っていましたね。
drooling
「よだれ」です。
muscle trembling
「筋肉の震え」です。ドラマ「無痛」で、統合失調症を装っていた(と思われる)男性が薬の副作用で手が震えていた、そんなシーンがありました。
jerking
「けいれん」です。
restlessness
「不穏状態」。「落着かない」ということでしょうか。そもそも「不穏」だから精神科に通ったのに、薬の副作用が「不穏」とは?
shuffling walk
「足を引きずる」でしょうか
stiffness of the limbs
「四肢の硬直」です。
uncontrolled movements especially of the face,neck and back
「とくに顔、首、背中が勝手に動く」、変な訳ですが。