どんなに気を付けていても子どもは夫婦喧嘩に敏感

公開日: : コラム

夫婦喧嘩はどの家庭でもやってしまうことだと思います



足成夫婦


私もよく夫と喧嘩をしますし、もちろん私の両親も頻繁に夫婦喧嘩をしていました。
私の両親は結構派手な喧嘩をしていたので、子どもながらに両親が喧嘩をしてると本当に心細かったですし、

早くお父さんとお母さんの喧嘩が終わりますように、

と願っていました。




子供の前で夫婦喧嘩をしないと決意



足成子ども


そんな記憶がありましたし、子どもの頃にみた両親の夫婦喧嘩の光景が今でも忘れられないので、
自分が子どもを産んだら絶対に夫婦喧嘩を子どもの前ではしない、子どもに夫婦喧嘩をしていることを分からせないようにしようと決めていました。


しかし子どもは私が思うより、ずっとずっと勘がするどくて空気を読む、賢い生き物だったのです


私たち夫婦は子どもが産まれてからかなり頻繁に夫婦喧嘩をするようになりました。

でも私も夫も怒鳴ったり言い合いをしたりするわけではなく、お互いの存在を見えないもののように生活する、かなり静かな冷戦のようなけんかの方法をとっています。


もちろん子どもの前で夫婦で言い合いや怒鳴り合いなどをしたことはなく、子どもには悪影響は与えていないだろうと思っていました。




子どもは気付いている



足成親子


でも子どもはそんな夫婦の間に流れる不穏な空気を敏感に感じ取っているのです。

夕飯も言葉を交わさずに食べる両親を見て、子どもがいつもより無理やり明るくしたり、私たち夫婦の顔を覗き込んで「笑って」と言ったりして私たちの表情をうかがっているのがよく分かるのです。


最近の喧嘩では子どもを寝かしつけている時に、

早くお父さんと仲直りしてほしい

と泣かれてしまいました。


子どもの前で怒鳴ったりしていないから、大丈夫だろうと考えていたのですが、こんな小さな子どもに無理をさせていた、気を遣わせていた、傷つけていたんだ、と初めて気付いて本当にショックでした。


どんなに静かでもやっぱり喧嘩は周りの空気を悪くします。子どもの前では明るくしてなるべく嫌な思いをさせないようにと思っていても、子どもは両親が仲が良いほうが良いに決まっています

子どもを侮ってはいけない、子どもに気を遣わせてはいけないと心から思いました。

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