体で感じる数学 距離・速さ・時間
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楽問(がくもん)のすすめ
S=V×T
Sは距離、Vは速さ、Tは時間です。
あなたは車に乗りました。現実的には同じ速度で走り続けるということはないのですが
一定の速度で車は走っています。
アクセルを踏んで速度(V)を大きくします。すると進むことのできる距離(S)は
大きくなります。
そして長い時間(T)はしります。すると進むことのできる距離は大きくなります。
速度を上げれば上げるほど、長い時間をはしればはしるほど、自動車が進む距離は
大きくなります。
T=S/V(V分のS)
TとVを入れ替えた式です。問題を解く際には同じことでしょうが、
公式を体で感じるときは微妙に違ってきます。
あなたは旅行の計画を立てています。行き先が遠ければ、
つまり距離(S)が長ければ、かかる時間(T)は大きくなります。
そして、移動速度が早ければかかる時間は小さくなります。
この「早ければ早いほど小さくなる」、言い方を変えると「大きければ大きいほど小さくなる」
。これが分数が出てきたポイントです。
歩くよりも自転車で行く方が、自転車よりも自動車で行く方が、自動車よりも・・・、
少ない時間で行くことができます。
V=S/T
ご自身でいろいろイメージして、さらにそれを言葉であらわしてみましょう。
映像でイメージ、そしてそれを言語であらわす。それが体で感じる数学です。
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