おかげさまを意識すると人生が面白くなる⑭喜怒哀楽1


おかげさまには喜怒哀楽の喜楽しかないという情報を妻からもらいました。怒と哀はほぼゼロとのこと。興味深いのは、正観さんから教わったことや私が経験してきたことと一致しているからです。私たちは人間を何度か繰り返して人格を向上させるようなのですが、それはつまり、怒りやイライラが少なくなるということです。怒ることが多くなることを人間的な成長と考える方はまずいないでしょう。




哀しみは人間としてはいい感情のようにも思えますが、淡々というのが私が正観さんから教わった境地です。私は10年くらい児童福祉の職員をしていますので養育について語る資格があると思いますが、年々、怒りと哀しみのパーセンテージが減っており、99パーセント以上、喜と楽になっています。怒ることも必要だという養育もあるとは思いますが、私はそういう意見と戦うことはなく、とはいえ従うこともなくやってきました。おかげさまは喜と楽だけの存在で自分もそうなる練習をしているのだと思えば現在の仕事の意味も納得ができます。 児童福祉職員は「感情労働」と言われます。感情を揺さぶられることが多い仕事という意味です。まさに練習にうってつけです。 この情報を聞いてから私はますます気兼ねなく喜と楽だけになりました。




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