社長から教わった子育ての実践⑨
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社長から教わった子育ての実践
社長は自分の娘さんについてこんな話をしてくれました。「もし娘が家を出て男のところに行きたいと言ったら私は反対はしない。仮にボロボロになって帰ってきても私は笑顔で迎える」。
なぜこのような話をしてくれたのかというと、社長のもとには多くの子育ての相談が寄せられていたからです。そして、社長いわく、そのすべてが「それは悩みではなく、親であるあなたが子どもを自分の思い通りにしたいだけ」というもの。
コーチングに「ドリームキラー」という言葉があります。子どもが何かをやりたいと言ったときに、「あなたには無理よ」「やめておいたほうがいい」「現実はそんなに甘くない」「後悔する」などと善意で反対する大人のことです。「善意で」というところがポイントです。
私の娘は現在9歳です。たとえば娘が20年後、30年後社会で生きていく、その世の中を考えるとき、今の私の良識が通用するでしょうか?そんな私が今の娘の将来の考えて「あれはいい、これはわるい」と判断できるわけがありません。むしろ、こちらが学びたいくらいです。
この間、児童福祉で関わっていた女性と会いましたが、「弁護士になって子どもを助けたい」と言っていました。あなたならどう言いますか?私は(本人の学力は平均的だと知ったうえで)「いいね。なれるよ」と答えました。
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