いつのまに!空手にVR導入
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コラム
NHKBS1で「夢と絆のインターハイ 空手道 女子団体組手 決勝」という番組がでやっています。帝京高校(東京)対御殿場西高校(静岡)です。
注目選手は御殿場西のエース岡崎さんです。ジュニアの世界選手権で優勝経験もあります。彼女の過去の試合のVTRでこんなシーンがありました。
岡崎さんが相手との“間”のやりとりで相手から突きを引き出します。そして相手が付き終わったその瞬間に自分の突きを入れてポイントをとりました。「突いた瞬間にスキができる」というのは私も大学空手部時代に学びましたが、その瞬間を狙うのは至難の業。「すごい」と思わず声が出ました。
そして、別のところで思わず声が出たのが、VRの導入。昔はありませんでした。「これは突き(蹴り)が入ったのではないか」と思ったら、味方チームがVRを要求できます。岡崎選手の試合で、相手の上段蹴りが「入った?」というシーンでVRが要求されました。しかし審判側から「NO」のパネルが出されました。岡崎選手は防御をしていて蹴りは防御の上からでした。思い出すと、私は蹴り技が得意でしたが、「今のは防御の上からだろう」と思った蹴りがポイントになったり、逆にラッキーだったことはありました。
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