小さく産まれた我が子へ、母が残した大切な言葉

公開日: : コラム

私の子供は1400グラムという超未熟児で産まれました。

とにかく小さかったので、

無事に育ってくれるのか?

どこかに病気が出てくるのではないのか?

心配や不安はたくさんありました。


でもそんな心配はよそに、我が子は大きな病気はせず順調に成長してくれました。

これも病院の先生方や両親をはじめ、近所の方や友達など多くの方のお力添えのお蔭だと思っています。


ただ大病はしないものの体調を崩すことは多いのです。
これが未熟児だったことが関係しているかはわかりませんが・・・。


もう中学生ですが、今でも頻繁に体調不良になります。(風邪やウイルス感染といった小さな病気ですが・・・。)

周りの同学年のお子さんは、ほとんど体調を崩すこともなく元気に生活している様子を見て、正直、時折不安になることもあります。


でもそんな時は今は亡き母が口にした言葉を思い出します。

「小さく産まれたのだから、そのことはいつも頭に置いておきなさい・・・」

この言葉を当時は漠然と捉えていたのです。

当たり前といえば当たり前のことだからです。


ですが、今ふとこの言葉を思い出すと、もしかしたら深い意味が込められていたのかもしれないとも思います。

確かに出産時に病院の先生からは、

「お腹から出しても順調に育つかはわかりません・・・」

と、告げられた瞬間もありました。

でもその後の経過が良かったので、先生方もホッとされて定期的な健診で問題なしという判断を頂いたのです。


でもその時に母は将来のことも考えて、

これから先、何か壁にぶち当たることがあったとしても、挫けることなく悩みすぎず子育てを頑張りなさいという想いがあったのかもしれません。

子供たちは性格もそれぞれですし個性もそれぞれのように、体のつくりもそれぞれだと思うのですよね。

我が子はちょっとひ弱で心配も多いですが、母の言葉を胸に、これからも子供が幾つになっても見守り続けたいと思っています。

母が私を想ってくれたように・・・。

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