私は球の回転にこだわりたい

公開日: : コラム


すでに投の型(とうのかた)、野球の練習のための型として二つ考案しました。もし、やってみたいという方は、「自分の身体が、腕が、楽にスムーズに動く軌道」を大切にしていただきたいと思います。ただ、肘は肩と水平かそれより上を心がけます。先日も少年野球の練習をみていて、やはり、肘が下がってしまう子供は気になります。




私が理想とする回転は・・・




まっすぐなタテ回転。これは自分で投げていてわかります。この回転で投げることができたときは、素人の球なりに「スー」っという感じで球がはしります。








動画はバッターからみたときの回転だと思ってください。




今から3カ月前、11月頃でしたか、キャッチボールをしていたときに「スライド回転がかかっているよ」と言われました。自分の球の回転がどのようなものかはわかりませんでしたが、球ののびがない、つまり、相手に届く前で球がナナメ下に落ちる、という球の軌道は見ればわかりました。




そこで投げおろすことにした・・・




のです。動画のような回転の球を投げるには、上から下に真っすぐ投げおろせばいい、という単純な答えですが・・・。しかし、確かに球の回転は真っすぐに近づいてきたのですが、今度は、腕が振れない。キャッチボール仲間から「腕をおきにいっている」という指摘を受けたのがこのときです。




ちなみにこの、「投げおろす」ということ自体はおかしくないようです。参考に、こちらの動画はいかがでしょうか。50歳まで現役、219勝をあげた、元中日ドラゴンズの山本昌さんです。「投げおろす」ではなく「上から叩く」と言っています。








4分くらいのところから、山本昌さんと武井壮さんのキャッチボールが始まります。私が繰り返し動画をみている桑田真澄さんのフォームも「上から叩く」という印象があります。




しかし腕が振れないので「マルかいてポン」




の練習を始めたのです。この段階ではいったん回転のことは忘れました。そして、ここから「投の型」が誕生したわけです。それにより、腕がムチのように振れるようになりました。腕が振れているわけですから球速はあがりましたが、やはり回転がまっすぐではなくなっていることは腕の軌道からわかりました。次の動画をご覧ください。








これが、ある意味私にとって自然な腕の軌道なのですが、見てわかるように、これでは投げるように腕が斜めから出てきます。腕が斜めからでも球は真っすぐな縦回転ということもあるのでしょうが、私ではわからないレベルです。




そこで、上の二つの折衷案をとり、途中までは上の動画のように腕が軌道を描き、最後は上から叩く、というところに落ち着きました。それが以下の動画です。








まだまだ違和感はあるものの、私なりのいい球はいくようになりました。








やはりスマホではこれが限界です。球筋まではっきりとは映りません。野球の練習に型(かた)を持ち込むこと、それがそもそもの目的です。賛同者があらわれ、実績ができればクラウドファンディングで資金を募っていいカメラを購入したいと思っています。

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